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「みん就Link」のWebページ
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 楽天は2012年10月15日、同社が運営する就職情報の口コミサイト「みんなの就職活動日記」において、学生向けのSNS「みん就Link」を公開した。大学生が実名で登録。仕事やキャリア、企業などについて、就職活動中の学生同士、または内定者や企業の採用担当者とやり取りする。学生同士の招待制で会員を増やす計画だが、現在は登録を促すためにトップページで招待状の申請を受け付けている。学生以外の登録も可能。

 みんなの就職活動日記は、就職活動に関する口コミ情報が集まる場として多くのアクセスを集めている。しかし匿名による掲示板サービスのため、特定の相手と深くコミュニケーションするのは難しかった。みん就Linkは「仕事やキャリアについて、深く議論する」(楽天 みんなの就職事業 矢下茂雄事業長)場を目指す。実名での登録制とし、さまざまな「グループ」を用意して学生のコミュニティを作成。同じ業界を目指す仲間などとじっくり話し合える場にするという。

 企業の参加は有償。自社のグループを作成して、自社に興味のある学生とコミュニケーションできるようにする。みん就Linkにおいてどんな書き込みをしてきたか、友人がどの程度いるか、他人から「いいね」のようなボタンをどの程度押されたかといった情報を基に、採用したい学生を効率的に探せる。学生にとっては、企業に自らをアピールする場としても使えるという。

 企業が採用活動の窓口としてインターネットを利用し始めてから、学生の応募が手軽になり、1回の採用で数万に及ぶ応募が寄せられることも珍しくないという。企業側にとっては選考にかかる時間やコストが増える、学生にとっては志望先を絞り込みづらい、といった問題が生まれている。「みん就Linkを活用することにより、こうした問題を解消できる」(矢下氏)という。