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写真●Arista 7150シリーズの外観
写真●Arista 7150シリーズの外観
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 アリスタネットワークスジャパンは2012年10月17日、ハードウエア/ソフトウエア両面の刷新によって既存製品よりも低遅延と高機能を追求したサーバーエッジ用途のL2/L3スイッチ機器「Arista 7150シリーズ」(写真、全3モデル)を発表、順次出荷を開始した。ポート間の転送遅延は処理負荷に関わらず350ナノ秒と、同社の中で最も低遅延となる。

 ラックマウント型エッジスイッチのハイエンド機種である。基本ソフト(OS)の刷新や、プログラミング可能なハードウエアチップであるFPGA(Field Programmable Gate Array)を使うことで、SDN(Software Defined Networking)などのソフトウエア機能を、ハードウエアで高速に処理できるようにしている。

 ハードウエアに依存した新機能として、個々のパケットに時刻情報(タイムスタンプ)を付与し、遅延時間の測定/分析やマイクロバースト(瞬間的なバーストトラフィック)の検出などを実施。時刻同期プロトコルとして、LAN内の機器同士で高精度で時刻を同期するPTP(Precision Time Protocol)を備える。

 低遅延のままで、VXLANやNAT(アドレス変換)などの機能を利用できる。VXLANは、L2網をL3網のトンネルでつなぐことで広域にまたがったL2網を実現する技術の一つであり、サーバー仮想化ソフトのVMware ESXにおいて、広域でvMotion(仮想サーバーを別のVMware ESXに移動する)を実現できるようにする。「VXLANをワイヤースピードで実現する初めての製品」(同社)としている。

 全3モデルを用意しており、それぞれ搭載するポート数が異なる。いずれも1Uラックマウント大で、価格(税別)は以下の通り。(1)「DCS7150S-24」(24ポート)は、149万9000円。10月17日に、発表と同時に出荷を開始した。(2)「DCS7150S-52」(52ポート)は、350万円。2012年12月に出荷する。(3)「DCS7150S-64」(64ポート)は、450万円。2012年12月に出荷する。販売目標は、今後3年間で20億円。