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 KDDIは2012年10月24日、2012年度第2四半期の連結決算を発表した。売上高は上期(2012年4月1日~9月30日)の合計で対前年同期比0.2%減の1兆7406億円、営業利益は同13.3%減の2312億円の減収減益となった。

写真1●KDDIの田中孝司社長
写真1●KDDIの田中孝司社長
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 今回の減収減益について同社の田中孝司社長(写真1)は、旧800MHz帯の再編完了に伴う機種変更によって、端末販売収入が減少したことや、第1四半期と同様に3M戦略の先行投資が影響したと説明(関連記事)。ただし第2四半期単独で見ると、売上高は前年同期比0.1%増の8790億円、営業利益は同8.2%増の1370億円と増収増益に転換しているとし、期初の計画には若干未達のものの、ほぼ計画どおりに進捗していると語った。

 同日早朝に発表した、同社によるiPad mini、および第4世代iPadの発売について(関連記事)、田中社長は「3M戦略の1つの要素であり、パソコンやタブレット、テレビをシーンごとに使い分け、シェアできるような世界を作って行きたい」と説明した。ただし料金プランや販売戦略についてはノーコメントを貫き、ほとんど語らなかった。iPhone 5販売時には同端末を扱うKDDIとソフトバンクモバイルとの間で予約開始直前まで駆け引きが続いたが、同様の競争がiPad mini、第4世代iPadでも繰り返される可能性がある。

 なお同日付けでKDDIと住友商事によってジュピターテレコムをTOB(株式公開買い付け)する方針が正式発表されているが、別途会見が開催されており詳細は別記事にてお伝えする。