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写真●アクセス分析機能「Insights」では通知のCTI率を確認できる
写真●アクセス分析機能「Insights」では通知のCTI率を確認できる
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 米Facebookは現地時間2012年10月26日、アプリケーション開発者からユーザーへの通知を可能にする「Notifications API」の強化について発表した。通知の品質維持を目的とした2つの基準を新たに設ける。

 Notifications APIは8月よりベータ公開しているツールで、開発者がアプリケーションに関する連絡などをユーザーに直接通知できるようにするもの。

 Facebookはガイドラインにおいて、「短く簡潔な通知にすること」「アクティブユーザーにのみ送ること」「1日当たり1~2件にとどめること」などを勧めている。品質の高い通知はユーザーの親密度向上につながるが、品質の低い通知はユーザーにスパムメールと同様の印象を与え、オプトアウトされることになる。

 Notifications APIでは11月9日より、過去28日以内にアプリケーションにアクセスしたユーザーにのみ通知送信を限定する。Facebookのデータによると、この期間より長くアプリケーションを利用していないユーザーの親密度は急激に低下し、通知が迷惑メッセージと見なされる可能性が高い。また、大量の通知を同時送信するにはアプリケーションのCTI(click-to-impression)率を17%以上に保つ必要がある。週当たりのCTI率がこれを下回った場合、Facebookは当該アプリケーション向けの通知を停止する。

 FacebookによるとNotifications APIを導入する開発者は増加しており、Facebookのガイドラインに従った質の高い通知のクリックスルー率は25%を上回るという。これは電子メールなどの一般的なチャネルよりはるかに高く、例えば米KIXEYEのゲームアプリ「War Commander」の通知は30%のクリックスルー率を示している。

 通知のCTI率や拒否状況は開発者向けアクセス分析機能「Insights」で確認できる(写真)。今後、通知をグループ分けしてそれぞれ追跡できる機能も追加する。

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