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写真1●発売されたタブレット端末「ASUS VivoTab RT TF600T」を手にする日本マイクロソフトの藤本恭史・業務執行役員Windows本部長
写真1●発売されたタブレット端末「ASUS VivoTab RT TF600T」を手にする日本マイクロソフトの藤本恭史・業務執行役員Windows本部長
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写真2●Windows RT搭載機国内第2号となるNECの「LaVie Y」
写真2●Windows RT搭載機国内第2号となるNECの「LaVie Y」
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 台湾ASUSTeK COMPUTER(エイスース)の日本法人であるASUS JAPANは2012年11月11日、米マイクロソフトの新版OS「Windows RT」を搭載した10.1インチタブレット端末「ASUS VivoTab RT TF600T」を全国の家電量販店や同社直販サイトで発売した(写真1)。日本国内におけるWindows RT搭載機第1号となる。直販サイト「ASUS Shop」では5万9800円(税込み)で販売されている。

 TF600TはARMアーキテクチャーのプロセッサー「NVIDIA Tegra 3モバイル(1.4GHz)」を搭載。タッチパネル付き10.1インチ液晶ディスプレー(解像度1366×768ドット、WXGA)を備える。記憶容量は32ギガバイト、重量は約525グラム、センサー類はGPSやNFC、加速度センサー、光センサーなどを搭載している。バッテリー駆動時間は約9時間。

 Windows RT(関連記事)は「タブレット端末向けに最適化したWindows 8」に当たるOS。「Windows 7」など従来のWindows向けに開発されたアプリケーションが動作しない半面、省電力性や起動の速さなどに優れている。従来型パソコンで多く採用されているIntelアーキテクチャーのプロセッサーではなく、ARMアーキテクチャーのプロセッサーで稼働する。

 ASUSのほかには、NECが11月19日に11.6インチWindows RTタブレット「LaVie Y」(写真2関連記事)を発売する予定である。現時点では、これら以外に国内でWindows RT機発売を予定するメーカーはなく、ASUSとNECの2機種で年末商戦を迎えることになる。北米などで発売されているマイクロソフト製の10.6インチタブレット「Surface」(サーフェス、関連記事)の日本での発売については未定である。

日本MSはOffice標準搭載の優位性をアピール

 日本マイクロソフトの藤本恭史・業務執行役員Windows本部長は11月12日に開催されたメディア向けイベントでこの2機種のデモンストレーションを披露した。2機種には、表計算、プレゼンテーションソフトなどのオフィススイート「Microsoft Office 2013 RT Preview(Word/Excel/ PowerPoint/OneNote)」が標準搭載されており、正式版発売時に無償でアップデートできる。

 藤本本部長は「仕事に不可欠なOfficeを標準で使えるのはWindows RTタブレットの大きな強みだ。Windows 8搭載パソコンと比べても起動速度が速く、バッテリー駆動時間が長いなどタブレット端末としての特性を備えている」とアピールした。