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今回開設された「東京SOC」
今回開設された「東京SOC」
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 シマンテックは2012年11月13日、新たなセキュリティオペレーションセンター(SOC)を東京都内に開設したことを発表した。SOCとは、顧客企業のセキュリティ状況を遠隔から監視する拠点のこと。今までは海外にしかなかった。国内に開設したことで、日本語によるインシデント(セキュリティに関する出来事)報告などが可能になるという。

 同社では、企業のセキュリティ状況を遠隔から監視するサービスを提供している。そういったサービスは、マネージドセキュリティサービス(MSS)などと呼ばれる。

 MSSでは、顧客企業内に設置したファイアウオールなどの機器やセキュリティソフトから通信の記録(ログ)などをSOCで収集し、セキュリティ状況を監視。攻撃やウイルス(マルウエア)感染といった異常を検出すると、顧客企業の担当者に報告。インシデントをまとめたレポートも定期的に提出する。

 米シマンテックでは、オーストラリア、英国、米国、インドの4カ国にSOCを設置し、世界中の企業に対してMSSを提供してきた。国内のユーザーにも、2007年10月から提供している。

 ただし従来のMSSでは、インシデント報告やレポートは英語で提供される。同社のセキュリティ専門家に話を聞きたい場合などにも、英語での対応となる。

 今回、米シマンテックでは5カ所目となるSOC「TOKYO SOC(東京SOC)」を国内に開設。これにより、日本語によるインシデント報告やレポート提供が可能になるという。「日本特有の脅威にも、従来よりも迅速に対応できるようになる」(米シマンテック アジア太平洋および日本地域担当マネージド セキュリティ サービス サービスデリバリー ディレクターのピーター・スパークス氏)。

 開設時は、東京SOCに常駐する専門家は2人。稼働時間は平日の9時から17時。とはいえ、国内の顧客企業全てを東京SOCが担当するわけではない。従来同様、世界中のSOCを通じて、24時間365日体制でMSSが提供される。東京SOCの開設により、国内顧客への対応がより手厚くなるイメージだという。

 国内の顧客企業の要望により実現したという東京SOC。サービスの利用状況によっては、人員や稼働時間を拡張する可能性があるとしている。