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写真1●2011年の第1回「日本を創り継ぐプロジェクト」最終プレゼンテーションの模様
写真1●2011年の第1回「日本を創り継ぐプロジェクト」最終プレゼンテーションの模様
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写真2●第2回「日本を創り継ぐプロジェクト」開催に向けた運営ミーティング
写真2●第2回「日本を創り継ぐプロジェクト」開催に向けた運営ミーティング
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 学生が社会課題の解決策をデザインするイベント「日本を創り継ぐプロジェクト」の第2回が2013年2月10日から2月16日にかけて開催される。参加する学生の募集を2012年11月19日から開始した。

 「日本を創り継ぐプロジェクト」は2011年、NTTデータと野村総合研究所(NRI)が主催する「ITと新社会デザインフォーラム」により、震災復興をテーマに開催された(写真1、関連記事:日本を創り継ぐプロジェクト レポート - 明日を担う若者が復興プランを立案)。

 第2回となる今回は、両社から独立し、一般社団法人 日本を創り継ぐプロジェクトを設立して開催する。また学生が運営にも深く関わり、若者の社会課題解決に向けた挑戦を支援する任意団体GOB Laboratoryが支援する(写真2)。

 イベントでは、学生が合宿し、フィールドワークによる調査などを経て社会課題を解決するためのプランを立案、プレゼンテーションで披露する。昨年は被災地でフィールドワークを行い、復興支援のためのプランを立案、仙台で最終プレゼンテーションを行った。

 プランのいくつかは、立案した学生たちによって実現のための努力が行われている。

 あるチームは、津波に襲われた農地に、塩害に強いケナフを植え、ケナフから名刺を作って収益化するとともに街に花を植えるというプランを作った。チームは実際に東松島の農家の協力を得てケナフを植え、収穫。製紙工場の協力によりケナフから紙を作成した。現在、事業化のために一般社団法人の設立手続き中だ(チームのFacebookページ「Kenaflower - 花咲かケナフの応援プロジェクト -」)。

 あるチームは、仮設住宅に住む被災者を支援するため「一口村長」の募金を募るプランを作った。チームはクラウドファンディングサイトReadyfor?で寄付を集め、2011年12月に女川町の仮設住宅の集会所で被災者を支援するクリスマス会を実施した。参加した仮設住宅の被災者からは「こんな楽しい思いをしたのは初めて」「楽しませてもらってすごく幸せな気持ちになりました。私たちもこれから頑張っていきたい」などの感想が寄せられた。

 あるチームは住民同士が手渡しする「タブレット回覧板」のプランを考案。また、あるチームは、原発事故にともなう食品への不安への解決策として、生産者、流通、専門家が集う場を作るプランをデザインした。これらのチームも活動を継続中だ。

 今回は「公共空間×日本の魅力を作る」をテーマに、東京で7日間の合宿形式で実施する。募集する参加学生は50人で、第一次応募締め切りは2012年12月22日。イベントの詳細や応募方法は、日本を創り継ぐプロジェクトの公式サイトに掲載している。