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 米Googleは食料品などの割引クーポン発行サービスを手がける米国のマーケティング会社、Incentive Targetingを買収した。Incentive Targetingが現地時間2012年11月28日、同社のWebサイトで明らかにした。

 Incentive Targetingは米マサチューセッツ州ケンブリッジに本社を置く新興企業で、設立は2007年。SaaS(Software as a Service)ベースのセルフサービス式クーポン/広告配信システムを顧客に提供している。同社の顧客であるスーパーマーケットチェーンや食料品メーカーのマーケティング担当者が、希望の消費者層と値引き販売商品などを決定し、電子メールやダイレクトメール、レシートなどを通じて割引クーポンを配布するというサービスを提供している。

 Googleは、Incentive Targetingの買収について公式発表をしていないが、米TechCrunchは、Googleの広報担当者が買収の事実を認めており、モバイルコマース事業担当のMike Dudas氏もTwitterへの投稿で買収について言及したと伝えている。

 買収金額や目的については明らかになっていないが、Googleが現在開発中のモバイル決済サービス「Google Wallet」の新版に、よりパーソナル化したクーポン機能が搭載されるのではないかと見られている。

 Incentive TargetingがWebサイトに掲載した声明によると、同社の設立当初の目標は「Googleのオンライン広告プラットフォームのような、簡素さ、関連性の高さ、効率の良さをクーポンサービスで実現すること」。設立時のビジョンのきっかけとなったGoogleの一員となって目標を追求できることは喜ばしいと述べている。

[Incentive TargetingのWebサイト]