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 米IHS iSuppliが現地時間2012年12月18日に公表した同年の世界携帯電話出荷台数推計(速報値)によると、韓国Samsung Electronicsの年間出荷台数シェアは前年から5ポイント増の29%となり、初めて1位になる見通し。

 一方で1998年から首位の座を維持してきたフィンランドNokiaのシェアは同6ポイント減の24%で、2位に後退する。これに米Appleが10%のシェアで続き、中国ZTE(シェア6%)、韓国LG Electronics(同4%)の順になる。

 IHS iSuppliによると2012年の世界携帯電話市場で明暗を分けたのはスマートフォン。同年におけるスマートフォンの出荷台数は前年比35.5%増であるのに対し、携帯電話全体の出荷台数は同1%増にとどまる見通しだ。

 2012年のスマートフォン市場では、Samsungが「Galaxy」シリーズで低価格帯から高価格帯のさまざまな製品を出荷し、Appleよりも幅広い顧客層を取り込んでいる。Nokiaは主力スマートフォンのOSをSymbianからWindows Phoneに切り替えて販売に力を入れているが、今のところSymbian端末の減少分をWindows Phoneが補えていないという。

 IHS iSuppliが予測する2012年のスマートフォン出荷台数シェアは、Samsungが28%で首位となり、Appleが20%でこれに続く。Nokia、台湾HTC、カナダResearch in Motion(RIM)のシェアはいずれも5%。

 このうちSamsungのシェアは前年から8ポイント増と高い伸び。Appleは同1ポイント増。Nokia、HTC、RIMのシェアはいずれも減少するが、Nokiaが同11ポイント減と最も落ち込みが激しいとIHS iSuppliは見ている。

[IHS iSuppliの発表資料]