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写真1●SeaMicro SM15000の外観(10Uラックマウントに512コアを実装)
写真1●SeaMicro SM15000の外観(10Uラックマウントに512コアを実装)
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写真2●SM15000のCPU/メモリーボード(I/O機能はASICで実装、出典:ネットワンシステムズ)
写真2●SM15000のCPU/メモリーボード(I/O機能はASICで実装、出典:ネットワンシステムズ)
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 ネットワンシステムズは2013年1月8日、独自ハードウエアによって低消費電力と省スペース性を追求したPCサーバー機の後継新機種「SeaMicro SM15000」(写真1)を発表、同日出荷した。新機種では主に、CPUを最新のものに置き換えた。開発会社は米アドバンスド・マイクロ・デバイセズ(AMD)で、AMDが買収した米シーマイクロ(SeaMicro)の製品ラインである。

 独立して動作する複数のPCサーバー機を、高さ10Uの専用キャビネットに高密度実装したPCサーバー機。数百台のPCサーバー機をスケールアウト構成で運用する用途に向く。ネットワークから見たSM15000の構成要素は、CPUコア数で256~512コア分のPCサーバー(サーバー仮想化ソフトを併用可能)、ネットワークスイッチ、負荷分散装置である。

 省電力化/高密度実装を実現したのは、専用ASIC(特定用途向けIC)を採用して部品数を減らしたことと、低消費電力型のCPUを採用したことによる。PCサーバー部分は、I/O機構をASICで実装した独自のCPU/メモリーボード(写真2)。これを専用ファブリックで最大64枚まで接続する。汎用部品だけで構築した場合と比べ、マザーボードの部品を90%削減したとしている。

 (1)「SM15000-64」、(2)「SM15000-XE」、(3)「SM15000-XN」、(4)「SM15000-OP」の4種類を用意した。

 (1)のSM15000-64は、CPU/メモリーボード1枚に、Atom N570(1.66GHz、2コア、TDP 8.5W)を4個(8コア)搭載する(64枚で512コア)。メモリーはCPUソケット当たり4Gバイトを搭載(コア当たり2Gバイト)。価格(税込み、以下同)は3060万円から。

 (2)のSM15000-XEは、CPU/メモリーボード1枚に、Xeon E3-1260L(2.4/2.5/3.3GHz、4コア、TDP 45W)を1個(4コア)搭載する(64枚で256コア)。メモリーはCPUソケット当たり8G/16G/32Gバイトを搭載(コア当たり2G/4G/8Gバイト)。価格は3170万円から。

 (3)のSM15000-XNは、CPU/メモリーボード1枚に、Xeon E3-1265Lv2(2.5/3.1/3.5GHz、4コア、TDP 45W)を1個(4コア)搭載する(64枚で256コア)。メモリーはCPUソケット当たり8G/16G/32Gバイトを搭載(コア当たり2G/4G/8Gバイト)。価格は3660万円から。

 (4)のSM15000-OPは、CPU/メモリーボード1枚に、Opteron EE-4365(2.0/2.3/2.8GHz、8コア、TDP 40W)を1個(8コア)搭載する(64枚で512コア)。メモリーはCPUソケット当たり8G/16G/32G/64Gバイトを搭載(コア当たり2G/4G/8G/16Gバイト)。価格は2840万円から。

 きょう体には、CPU/メモリーボードを最大64枚搭載する(4/8×64で、256/512コア)。ストレージは、2.5型ドライブを8台搭載するカードを、最大で8枚搭載する(8×8で、64ドライブ)。また、専用の外部ストレージ(最大1344ドライブ)を接続することもできる。PCサーバーに処理を割り振る負荷分散装置の機能は、FPGA(Field Programmable Gate Array)で実装している。