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 米Appleが中国など新興市場向けに「iPhone」の低価格モデルを2013年後半にリリースするらしいと、複数の米メディアが台湾のIT情報サイト「DIGITIMES」の記事を引用する形で現地時間2013年1月8日に報じた。

 DIGITIMESがサプライチェーンの関係者から得た情報によると、数人がより大型のディスプレーを搭載した廉価版iPhoneのサンプルを見たと主張しており、外見のデザインも新しくなっているという。

 また、Appleは中国キャリア大手のChina Mobile(中国移動)と協力してTD方式のネットワークに対応したiPhoneを中国市場に投入する予定とも伝えられている。

 Appleが廉価版iPhoneを近いうちに発売するとの噂は数カ月前から報じられてきた。iPhoneは米国で絶大な人気を誇るが、世界市場ではAndroidが70%以上のシェアを占めており、iPhoneのシェアは小さい(米Forbesの報道)。

 米CNET News.comによると、米Strategy Analyticsのアナリスト、Neil Mawston氏は先週、Appleが高価なiPhoneを入手できない世界のプリペイドユーザー向けに低価格のiPhone(同氏は「iPhone Mini」と呼んでいる)を今後3年の間にリリースするだろうとの見解を発表した。また米JefferiesアナリストのPeter Misek氏は、今夏に200~250ドルのiPhoneが登場するとの予測を示している。

 なおCNET News.comは、現行モデル「iPhone 5」(関連記事)の4インチディスプレーより大型でありながら価格が安いというDIGITIMESの情報はつじつまが合わないと指摘している。通常、大型ディスプレーは上位製品に採用される。米Wall Street Journalは、iPhone 5のボディがアルミニウム製であるのに対し、廉価版ではポリカーボネート素材を使用する可能性を挙げている。