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写真●Appleが2013年2月5日に発売する128GBのiPad
写真●Appleが2013年2月5日に発売する128GBのiPad
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 米Appleは現地時間2013年1月29日、「iPad」タブレット端末の第4世代である「iPad with Retina display」に、128Gバイトモデルを追加すると発表した。本体カラーはブラックとホワイトの2種類で、2月5日に発売する。

 iPadの最上位モデルはこれまで64Gバイトの容量だったが、「写真、ドキュメント、書籍、映画、テレビ番組、音楽、アプリケーションなど、いっそう多くの貴重なコンテンツを保存できる2倍のストレージを提供する」としている。iPadでは同社のモバイルアプリケーションストア「App Store」から80万種類以上を利用でき、そのうち30万種類以上がiPadに特化している。

 同社ワールドワイドマーケティング担当シニアバイスプレジデントのPhilip Schiller氏は、「2倍のストレージ容量と圧倒的なアプリケーションのセレクションにより、企業や教育関連のユーザー、アーティストなどは仕事とプライベートでiPadを使用するさらに多くの理由を見出すだろう」と述べている。

64GBモデルより100ドル高

 128Gバイトモデルの希望小売価格は、無線LANのみ対応したWi-Fi版が799ドル、携帯電話ネットワークにも対応したWi-Fi+Cellular版が929ドルで、いずれも64Gバイトモデルより100ドル高い。

 米CNET News.comが引用した米IHS iSuppliの調査分析によると、NANDフラッシュメモリーのコストは1年前と比べ格段に安くなっており、現在1Gバイトあたり約0.55ドルという。つまりAppleがiPadのストレージを64Gバイトから128Gバイトに倍増するのにかかる費用は約35.20ドルとなる。

 Appleが昨年11月にリリースした小型iPad「iPad mini」は、販売は好調だが利益率の低さが市場関係者などから指摘されている。より利益率の高い大容量の128Gバイトモデルは同社の収益の伸び悩みを解消することが期待される(英Financial Times)。

 ちなみに米Microsoftは独自タブレット端末「Surface」の上位機種「Surface Windows 8 Pro(Surface Pro)」を2月9日に米国とカナダで販売を開始する予定(関連記事)で、希望小売価格は64Gバイトモデルが899ドル、128Gバイトモデルが999ドルとなっている。

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