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写真●NTTデータが提供する「バーチャルネットワークコントローラ バージョン2.0」のアーキテクチャ(同社の発表資料より引用)
写真●NTTデータが提供する「バーチャルネットワークコントローラ バージョン2.0」のアーキテクチャ(同社の発表資料より引用)
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 NTTデータは2013年2月28日から、同社が開発したOpenFlowコントローラー「バーチャルネットワークコントローラ バージョン2.0」の販売を開始すると発表した。併せて、2月1日から同製品の開発パートナーの募集を始める。この製品の開発については既に2012年6月の発表会で公表されており、今回改めて製品版の詳細や提供時期をアナウンスした形となる(2012年6月の発表会の記事)。

 OpenFlowコントローラーとして提供されている既存の製品やオープンソースソフトウエアは、提供元によって搭載する機能が異なる。「バーチャルネットワークコントローラ バージョン2.0」の場合は、OpenFlowプロトコルを使ってOpenFlowスイッチと通信する機能「VNC-NOS」と、仮想ネットワークの構築機能などを含む標準アプリケーション「VNC-Standard AP」をセットにして提供する。VNC-Standard APとオープンソースのクラウド制御基盤ソフト「OpenStack」を連携させるAPIも備えるという。

 そのほか、NTTデータでは「VNC-NOS」を利用するための内部API「VNC-NOS API」を用意。開発パートナーが様々な機能を持ったOpenFlow対応アプリケーションを、容易に開発できるようにする(写真)。このようにさまざまなAPIを提供しているため、同社は「バーチャルネットワークコントローラ バージョン2.0」を、多様なニーズに向けたOpenFlowコントローラーを構築するための「ソフトウエアフレームワーク」と位置づけている。開発パートナーは「バーチャルネットワークコントローラ バージョン2.0」のライセンスを割引価格で利用可能で、募集は2月1日から。開発したアプリケーションは、開発パートナーが自社で利用するだけでなく、社外への販売も可能となる。

 対応するOpenFlowプロトコルは「OpenFlow Switch Specification Version 1.0」。検証済みのOpenFlow対応スイッチ製品はNECの「UNIVERGE PF5240」、IBMの「RackSwitch G8264/G8264T」、Pica8の「Pronto 3290/3780」、Riavaの「AS4600-54T/L3」のほか、オープンソースのソフトウエアスイッチ「Open vSwitch 1.4.3」である。

 価格体系の詳細は、現時点では未定。ちなみに2月28日には製品版のほか、「バーチャルネットワークコントローラ バージョン2.0」の購入を検討する企業向けに、OpenFlowネットワークに接続可能なノード数・機能に制限がある「お試し開発版」の提供も開始するという。

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