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 米Facebookは現地時間2013年1月30日、2012年第4四半期の決算を発表した。売上高は15億8500万ドルで前年同期と比べ40%増加した。純利益は6400万ドルで、昨年5月の上場以来初の黒字となったが、研究開発費などの経費がかさみ前年同期から79%減少した。

 同社の収益の柱となっている広告売上高は前年同期比41%増の13億3000万ドルで、売上高全体に占める割合は84%となった。このうちモバイル端末経由の広告が23%を占め、前の四半期の14%から拡大した。 Mark Zuckerberg最高経営責任者(CEO)は声明で、「2012年、我々は10億人以上の人々とつながり、モバイル企業にもなった」とし、モバイル広告事業が好調に推移していることを強調した。

 2012年第4四半期における月間アクティブユーザー数(MAU)は前年同期比25%増の10億6000万人、日間アクティブユーザー数(DAU)は同28%増の6億1800万人だった。またモバイル端末によるMAUは同57%増の6億8000万人となり、パソコンによるMAUを初めて上回った。

 当期の特別項目を除く1株当たり利益は0.17ドル。米メディア(Wall Street Journal)によるとアナリスト予想は0.15ドルだった。また売上高のアナリスト予想は15億3000万ドルで、当期はいずれも予想を上回った。同社の株価は決算発表後の時間外取引で一時約10%下落したが、その後持ち直した。Facebook株は1月30日の終値で過去3カ月間の平均値を42%上回っているが、依然としてIPO価格の38ドルを下回っている。

 Facebookが同日併せて発表した2012年通期の売上高は50億8900万ドルで、前年比37%増だった。純利益は5300万ドルで、前年から95%減少した。

[Facebookの発表資料(PDF文書)]