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 日立製作所は2013年2月4日、2012年4~12月期の連結決算を発表した。売上高は前年同期比5.4%減の6兆4687億円、営業利益は同12.7%減の2319億円と減収減益だった。

 「情報・通信システム」セグメントの売上高は前年同期比3%増の1兆2423億円、営業利益は同68億円減少し、431億円の黒字となった。他社システムのリプレース案件で、プロジェクトコストが超過したことで減益につながった。「コストカットなどでカバーしようとしているが、まだカバーし切れていない」と記者会見した中村豊明副社長は説明した。その一方で、ストレージ事業などで円安のメリットが見込めるとした。

 同社は通期の連結業績予想も下方修正した。売上高は前期比7.9%減の8兆9000億円(従来予想比1000円減)、営業利益は同1.9%増の4200億円(同600億円減)、純利益は同56.8%減の1500億円(同500億円減)とした。「欧州経済の低迷、中国やインドをはじめとする新興国での減速が継続し、今年度は不透明な状況が続く」と中村副社長は述べた。