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写真●気象庁が運用するスーパーコンピュータ(出典:気象庁の発表資料)
写真●気象庁が運用するスーパーコンピュータ(出典:気象庁の発表資料)
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 気象庁は2013年2月4日20時48分頃、運用するスーパーコンピュータ(写真)にシステム障害が発生し、機能を停止したと発表した。その後復旧作業を進め、5日9時頃に復旧した。スパコンが生成する数値予報などの配信遅延は続いており、5日15時頃に通常通りに戻る見込みだとしている。

 配信遅延などの影響を受けるのは、障害が発生したスパコンを使用して予報や基礎資料を作成している「毎時大気解析」「黄砂予報」「降水短時間予報」など。一般向けの気象警報・注意報、気象情報、天気予報、地震・津波に関する情報などには影響がないという。

 気象庁の説明によると、停止したのは東京都清瀬市の計算機用庁舎に設置されたスーパーコンピュータ「SR16000/M1」(日立製作所製、関連記事事例1事例2など)。冗長系も含めた12ラック分全機が停止した。

 原因は、冷却系統の不具合。スパコンの水冷に使う冷却水の温度が何らかの理由で上がってしまい、停止せざるを得ない状況になったという。不具合の原因自体はまだ解明できておらず、引き続き調査中だ。

[気象庁の発表資料]
[スパコン導入時の発表資料(PDF)]