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写真●SkeedFileMessengerの画面
写真●SkeedFileMessengerの画面
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 Skeedは2013年2月5日、独自プロトコルによって大容量ファイルを高速に受け渡せるようにしたWeb型サーバーソフト「SkeedFileMessenger」(写真)を強化するオプション「ダイレクトサーブ機能」を発表、同日販売を開始した。同オプションにより、送信用のファイルをサーバーにアップロードすることなく、サーバー上のファイルを指定して、これをダウンロードさせることができるようになる。

 前提となるSkeedFileMessengerは、送信者と受信者との間でファイルを受け渡すためのWeb型ソフトである。送信者はWebブラウザーからファイルをアップロードし、受信者はWebブラウザーでファイルをダウンロードする。ダウンロードURLをメールで通知する仕掛けである。ファイルの有効期限なども指定できる。2012年4月から提供している。

 最大の特徴は、ファイル転送プロトコルとして、通常のHTTP/HTTPSだけでなく、遅延時間が大きい遠距離でのTCP/IP通信を高速化する独自プロトコル「SSBP」(SkeedSilverBullet Protocol)を利用できること。SSBPは、ACKを待たずに独自に判断したペースでパケットを送信する。さらに、必要以上に転送性能を抑えず、輻そうを起こさない程度に転送レートを自動調整する。

 SSBPのクライアント機能を、Webブラウザーでダウンロード起動できるJava Web Start型で実装している。このため、別途クライアントソフトをインストールすることなく、送信者/受信者ともにWebブラウザーだけでSSBPプロトコルを利用できる。なお、SSBPは元々、専用ソフトをインストールして利用するクライアント・サーバー型のファイル転送ソフト「SkeedSilverBullet」(関連記事)の要素技術。SkeedFileMessengerは、SSBPを応用したファイル仲介サーバーソフトという位置付けである。

 追加オプションのダイレクトサーブ機能は、SkeedFileMessengerのサーバー上にあるファイルを指定してダウンロードさせるというもの。これまでは、いったん送信者からサーバーにファイルをアップロードしなければ受信者にファイルを受け渡すことができなかったが、これを改めた。サーバーから見えるフォルダー(ローカルディスクや外部NASなど)から受信者に渡したいファイルを選んでダウンロードURLを通知できる。CADデータのように、クライアント側ではなくサーバー側に大量のデータがあるケースに向く。

 価格(税込み)は、SkeedFileMessenger本体(基本ライセンス)が、20ユーザーまでで105万円。オプションのダイレクトサーブ機能は、52万5000円。