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 米AOLが現地時間2013年2月8日に発表した2012年第4四半期の決算は、広告事業がけん引し、8年振りに売上高が前年実績を上回った。

 第4四半期の売上高は5億9950万ドルで、前年同期と比べ4%増加した。純利益は3570万ドルで同57%増加。希薄化後1株あたり利益は0.41ドルとなり、同78%拡大した。営業利益は、同24%増の6820万ドルだった。

 世界広告収入は4億1060万ドルで、前年同期と比べ13%増加した。サードパーティーネットワークによる収入は同31%増と好調だった。AOL傘下サイトによる収入は同6%増で、検索広告は17%成長したが、ディスプレイ広告は横ばいだった。

 サブスクリプション収入は1億7420万ドルで前年同期比10%減少し、月間解約率は1.8%だった。2011年第4四半期が18%減収で月間解約率2.2%だったことを考えれば、減収・解約の傾向は改善されている。

 同時に発表した2012年通期の決算は、売上高が21億9170万ドルで前年の22億210万ドルをわずかに下回った。純利益は10億4840万ドル、希薄化後1株あたり利益は11.21ドルとなった。前年の純利益は1310万ドル、希薄化後1株あたり利益は0.12ドルだった。

 Tim Armstrong会長兼最高経営責任者(CEO)は、「当社は2012年に成長路線に回復し、投資家に多大な価値をもたらすことができた。大きな勢いで2013年に移り、次世代のメディア・技術企業を構築するための当社戦略を実行することで、成長軌道を進み続ける」と述べた。

 米メディアの報道(Wall Street Journal)によると、アナリストらは第4四半期の売上高を5億7400万ドル、1株あたり利益を0.41ドルと予測していた。

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