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図●国内通信事業者のソリューション/マネージドサービス市場の売上および売上予測
図●国内通信事業者のソリューション/マネージドサービス市場の売上および売上予測
2009~2011年は実績値、2012年は見込額、2013~2017年は予測値。出典:IDC Japan(2013年2月)
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 IDC Japanは2013年2月12日、国内通信事業者が提供するソリューション/マネージドサービスの市場規模および予測を発表した()。これによると、2012年における同市場の規模は前年比7.2%増の9858億円。2017年には1兆2518億円に達すると見込まれ、2012年~2017年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は4.9%になるとIDC Japanは予測している。

 2012年の国内通信事業者のソリューション/マネージドサービス市場の内訳は、iDC(インターネットデータセンター)サービスが4697億円、セキュリティサービスが3200億円、SIソリューションサービスが962億円、ネットワーク運用保守サービスが999億円。2011年に続き、iDCサービス市場が前年比成長率10.9%と大きく伸びている。

 iDCサービス市場が成長した背景としてIDCでは、2011年3月の東日本大震災以降、事業継続計画(BCP)や災害復旧(DR)対策のためにデータセンターを活用する企業の動きが2012年も活発だったことを挙げている。IDC Japanでは、スマートデバイスやクラウドのさらなる普及により、今後もiDCサービスが同市場全体を牽引すると予測している。

 セキュリティサービスについては、特定の組織を狙った標的型攻撃が増加したことで、セキュリティシステムの脆弱性診断や情報漏洩対策、セキュリティ監査などの需要が拡大した。またIDC Japanでは、スマートフォンやタブレット端末の普及によってエンドポイントセキュリティへの需要が顕在化していることも、セキュリティサービスの需要を押し上げる要因になるとしている。