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 警察庁は2013年2月10日、「遠隔操作ウイルス事件」に関する上限300万円の捜査特別報奨金の対象指定を取り消したと発表した。同日午前中に警視庁などの合同捜査本部が容疑者を逮捕したのを受けた措置。警察庁刑事企画課は発表文書の中で「被疑者が検挙されたので、対象事件の指定を取り消した」と説明している。

 警察庁は2012年12月12日に遠隔操作ウイルス事件を報奨金対象指定し、300万円を上限とする報奨金を提示して情報提供を呼びかけていた(当時の記事)。「犯人の特徴」として、「プログラミング言語『C#』を使用し『iesys.exe』を自ら作成したと考えられる」(iesys.exeはウイルスのファイル名)、「(匿名電子掲示板の)『2ちゃんねる』を常時利用していると考えられる」といった点を列挙していた。

 対象指定取り消しに伴い、Webサイトなどに掲載していた告知は削除された。合同捜査本部の公式Facebookページも開設していたが、こちらも既に削除されている。警察庁広報室は、多数の情報提供があったものの、現段階では報奨金の支払いの有無について回答できる事項はないとしている。

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