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 フランスのデータ保護に関する監督機関である情報処理・自由全国委員会(CNIL:Commission nationale de l'informatique et des liberte)は現地時間2013年2月18日、プライバシー問題に関して米Googleに対する規制強化に取り組む意向を明らかにした。

 Googleは2012年3月1日より、複数のGoogleサービスを使用しているユーザーの情報を単一のGoogleアカウントのもとで統一するプライバシーポリシーを適用している。このプライバシーポリシー改訂を巡っては、同社が実施に先立って1月24日にプライバシーポリシーを整理統合する方針を発表すると、プライバシー保護に関して懸念する声が多く上がった。欧州のデータ保護関連当局はGoogleに追加情報の提出と改定実施の延期を求め、CNILは新プライバシーポリシーが欧州データ保護指令に違反していると批判した。

 Googleは延期の要請に応じることなく、予定通りポリシー改定を実施。これを受けCNILを中心とする欧州当局は10月16日に、プライバシーポリシーの改善を求める通告をGoogleに送った。しかしCNILによれば、4カ月の期限内にGoogleからは詳細かつ有効な回答がなかったという。

 そのため、欧州当局は調査を継続するとともに、作業部会を結成し、夏までに共同で行動を起こすことを決定したという。2月26日に行われる会議で規制措置案の承認をとる予定。どのような措置をとるか具体的な内容は明らかにしていない。

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