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写真1●SF-IRC01の外観
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写真2●サーコム・ジャパン代表取締役の伊藤信久氏
写真2●サーコム・ジャパン代表取締役の伊藤信久氏
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 サーコム・ジャパンは2013年2月26日、遠隔地からインターネットを経由して利用できる赤外線リモコン「SF-IRC01」(写真1)を発表、同日受注を開始した。本体に温度センサーを内蔵するほか、壁掛け型エアコン装置の赤外線コマンドを標準でプリセットするなど、一般家庭やSOHOオフィス向けの家電制御を主な用途としている。開発会社は、台湾のサーコム(Sercomm)。

 一般向けには販売せず、住宅の電力管理サービスなどを手がける事業者に向けて、1000台単位でOEM(相手先ブランドによる生産)供給する。価格は非公開だが、Linuxを組み込んだ小型の汎用コンピューター製品などを使って実現した場合と比べて、「2分の1から4分の1程度の価格に抑えられる」(同社)としている。

 標準での利用用途は、壁掛け型のエアコンの制御に限られる。本体の仕様自体は、赤外線を用いた任意のコマンドを記録/学習させることができるが、ユーザー(購入者)みずから赤外線コマンドを設定することはできない。サーコム・ジャパンにカスタマイズを発注することによって、任意の用途に利用できるようになる。

 SF-IRC01本体は、有線LAN(100BASE-TX)と無線LAN(IEEE802.11b/g/n)のインタフェースを備える。アプリケーションソフトからはTCP/IP通信(HTTPベースのAPI)でSF-IRC01を制御する。本体内蔵の温度センサーによる温度情報も、API経由で取得可能。一般には、Web画面を持つゲートウエイサーバーを配置し、スマートフォンなどからサーバーを介して操作する形になる。なお、将来的には、エコーネットコンソーシアムが策定した制御手順「ECHONET Lite」を実装する予定である。

 本体の主な仕様は、以下の通り。9個の赤外線発光部を円周状に配置することによって、水平方向で360度および直上方向の指向性を持つ。別途、赤外線発光ユニットを接続/増設することも可能。電源供給はACアダプター(AC12V、1A)で、消費電力は最大で約5W。外形寸法は幅100×奥行100×高さ35ミリメートル。重さは約100グラム。