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 米IDCが現地時間2013年3月4日に発表した世界パソコン市場に関する調査結果によると、2012年のパソコン出荷台数は前年比3.7%減少した。2013年も引き続き市場が縮小し、パソコン出荷台数は前年比1.3%減少すると同社は予測している()。

図●世界のパソコン市場の出荷台数動向(出所:米IDC)
図●世界のパソコン市場の出荷台数動向(出所:米IDC)

 2012年第4四半期は、ホリデーシーズンにおける米Microsoftの最新OS「Windows 8」の効果が限定的だったほか、継続する経済不振などが影響し、パソコン出荷台数が前年同期比8.3%減少。第4四半期としては過去最大の減少率となった。

 新興市場を見ると成長率が減速しており、成熟市場に傾向が近づきつつある。2012年の出荷台数は前年比1.4%減と、初めて前年を下回った。2013年は回復するものの0.6%増にとどまり、2017年まで1ケタ代の成長率で推移する見通し。

 一方成熟市場は、2012年が前年比6.9%減少し、2013年は同4.0%減少する見込み。2014年と2015年は限定的な成長が見込まれるが、その後また縮小する。

 米国市場について見ると、2012年第4四半期のパソコン出荷台数は前年同期比6.5%減少し、2012年通年では7.6%落ち込んだ。市場の飽和、厳しい経済状況、Windows 8の勢い不足などが2013年前半にも影響を及ぼすものの、後半は業界再編の効果やWindows 8の普及などによりわずかにはずみがつくと、IDCは見込んでいる。

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