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 米Appleが今夏にiPhoneの新モデル「iPhone 5S」と廉価版のiPhoneを発売すると複数の海外メディアが現地時間2013年3月5日に報じた。早ければ6月に発表し、7月に発売するという。

 情報源は2つある模様で、1つは台湾の証券会社KGI Securities のアナリスト。もう1つはApple製品の情報を追っているWebサイト「iMore」。

 Edible AppleThe RegisterMacRumorsなどによると、iPhone 5Sはディスプレイや本体の大きさ、素材ともにiPhone 5と同じになる。7.6mmという厚さ、112gという重さも同じ。だが新しいA7チップを搭載し、OSは「iOS 7」になる。

 ホームボタン下にはAppleが2012年に買収した米AuthenTecの指紋認証チップを備えている。カメラはソニー製で1300万画素。F値が2.0の明るいレンズを備えている。「Smart Flash」と呼ぶLEDフラッシュも搭載するという。

廉価版iPhoneの本体カラーは6色?

 廉価版のiPhoneは、本体の素材がメタルではなく、プラスチックとグラスファイバー製。本体カラーは6色用意され、iPod touchのように多色展開されるという。こちらは厚さ8.2mm、重さ130gで、iPhone 5Sよりも厚く、重くなるという。

 これらは、KGI SecuritiesのMing-Chi Kuo氏というアナリストが調査ノートに記した情報。The Registerによると同氏はこれまでRetinaディスプレイ搭載MacBookや、MacBook Airの新モデルの登場、iPhone 4のホワイトモデルの発売日などを予測してきた人物。The Registerはよくあるネット上の噂に比べいくらか信頼性が高いと伝えている。

 このMing-Chi Kuo氏は調査ノートの中で、AppleがiPhoneの新モデルの市場投入時期を早めるのは、(1)昨年のiPhone 5の発売時期が9月にずれ込んだことで、ライバル企業に市場シェアを奪われたこと、(2)今回の新モデルは主にiPhone 5のデザインをベースにしており、開発期間が短縮されること、が背景にあると報告している。
 
 iPhoneを巡ってはこれまで何度も新モデルの情報が報じられた。1月には台湾紙「China Times」がiPhone 5Sと4.8インチディスプレイを搭載する「iPhone Math」を6月末までに発売すると伝えていた(関連記事:Apple、4.8インチモデルなどiPhone3機種を今年発表か---海外メディアが報道)。