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 米Facebookは、ブログ形式のSNSを手がける米国の新興企業、Storylaneを買収した。Storylaneが現地時間2013年3月8日、自社のWebサイトで明らかにした。米Wall Street Journalなどの米メディアは、Facebookの広報担当者も同日、Storylaneを買収したことを認めたと伝えている。

 Storylaneの設立はほぼ2年前で、2012年10月にサービスを開始したばかり。ユーザー自身の人生や考えなどを「物語」のような形式で公開するというSNSで、米Twitterの共同設立者らが運営する「Medium」を連想させるサービスだと米メディアは伝えている。

 今後、最高経営責任者(CEO)のJonathan Gheller氏を含むStorylaneのメンバーはFacebookに移籍する。すでにStorylaneは新規登録を停止しており、まもなくサービスも終了するもよう。Gheller氏によると、Facebookはユーザーがこれまでに投稿したデータは取得せず、今後Storylaneがデータをダウンロードしたり、他社サービスに移行したりできるツールを公開する予定という。

 Facebook、Storylaneともに買収の目的について明らかにしていないが、Facebookはよりユーザーの実像を表すコンテンツを求めているのではないかと、Wall Street Journalや米Business Journalは伝えている。Facebookは実名登録制で、ユーザーが誰であるかということが分かる。しかし、そのユーザーが自身の人生についてどのように考えているかという投稿はあまりない。Facebookは、 Storylaneのような要素を導入することで、ユーザーの人生により深くかかわるサービスを目指しているようだと米メディアは伝えている。

[Storylaneの公式ブログへの投稿]