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 フィンランドNokiaがドイツで台湾HTCを相手取って起こしていた特許侵害訴訟に敗訴したと、複数の米メディアが現地時間2013年3月8日に報じた。裁判所の判断は、米Googleの「Android」向けデジタルコンテンツ配信サービス「Google Play」がNokiaの特許を侵害していないとするものだった。

 特許関連ブログ「Foss Patents」によると、Nokiaが2件の特許を侵害されたとしてHTCを相手取って起こしていた裁判で、ドイツのマンハイムの地方裁判所がNokiaの訴えを却下した。

 Nokiaが問題とした特許の1つ(欧州特許「EP1312974」)は環境に応じて画面輝度を調整する技術に関するもの、もう1つ(欧州特許「EP0812120」)は通信ネットワークおよび対応端末のサービスに関するもので、HTC製スマートフォンにおけるGoogle Playおよび自社コンテンツストア向けクライアントアプリケーションの提供が同特許を侵害しているとNokiaは主張していた。

 Nokiaは、同社特許を使用した製品の製造禁止と、損害賠償の支払いをHTCに命じるよう裁判所に求めていた。Nokiaは今回の判決を不服として上訴するとみられる。一方HTCは、「EP0812120の特許は無効だと確信している」との声明を発表している。

 Nokiaは2012年5月に、HTCとカナダBlackBerry(旧Research In Motion)、および米Viewsonicを米国とドイツで、45件の特許を侵害されたとして提訴した。BlackBerryとは2012年12月に和解している。HTCに対しては今回以外に34件の特許に関する訴訟を起こしている(米InfoWorld米CNET News.comなどの報道)。