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 米Googleは現地時間2013年3月13日、これまでモバイルプラットフォーム「Android」を率いてきたモバイルおよびデジタルコンテンツ担当上級バイスプレジデントのAndy Rubin氏に代わり、ChromeおよびApps担当上級バイスプレジデントのSundar Pichai氏がAndroid責任者を兼務すると発表した。

 Androidは2007年11月に発表され(関連記事)、現在は世界で60社以上のメーカーが採用し、7億5000万台以上のデバイスが世界で使用されている。「Google Play」からダウンロードされたAndroid向けアプリケーションは累計250億本にのぼる。

 同社のLarry Page最高経営責任者(CEO)は「Androidはわれわれが思い描いていたクレイジーで野心的な目標を上回っている」とAndroidの成長を強調した上で、「Rubin氏は今こそ指揮権を譲り、Googleの新たな章を切り開くべきだと決断した」と説明している。

 Rubin氏は、共同設立した米Androidが2005年にGoogleに買収された際にGoogleに入社した。Rubin氏がAndroid責任者の役割を降りる理由は明らかにされていないが、Page氏によれば同氏は今後もGoogleにとどまり、新しい役職に就くという。同氏は、自動走行車両やめがね型ウエアラブル機器「Google Glass」に取り組んでいる研究部門Google Xに参加すると見られている(米New York Timesの報道)。

 一方Pichai氏は、2004年にGoogleに入社し、「Chrome」ブラウザーのほか、「Gmail」をはじめとする各種アプリケーションに携わってきた。同氏は2011年に米Twitterから誘いを受けたが、Googleは同氏の慰留に5000万ドルのストックオプションを払ったと報じられている(米Forbesの報道)。

 米InfoWorldは、今回の人事異動はAndroidとChrome OSを融合させる戦略に向けた動きを示すものだと指摘している。

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