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 米Microsoftが端末メーカーと協力して、Windows 8を搭載する小型タブレットの市場投入を計画していると複数の海外メディア(米The Next Web英Guardian米eWeekなど)が現地時間2013年4月19日までに伝えた。

 The Next WebやGuardianによると、MicrosoftのPeter Klein最高財務責任者(CFO)は決算発表の電話会見で、同社が小型タブレットの開発でOEMに協力していることを認め、今後数カ月以内に低価格製品が発売されると述べたという。またKlein氏は、「Blue」と呼ばれるWindows 8の改良版で「スタートボタン」を復活させると述べたとGuardianは伝えている。

 Windows 8搭載の小型タブレットを巡っては米Wall Street Journalが先ごろ、Microsoftが7インチ型の「Surface」を開発中と報じた(関連記事)。だが、Microsoftは自社製品だけでなく、メーカー各社にも小型端末を市場投入してもらいたいと考え、Windows搭載タブレットのガイドラインを変更するなどして、開発を促している。

  米Bloombergの推計によると、Microsoftは3月半ばまでに合計150万台のSurfaceを販売した。このうち2月に発売した「Surface with Windows 8 Pro(Surface Pro)」の台数は40万台で、いずれも同社の販売目標には達していない。

 Microsoftが18日に発表した2013年1~3月の決算は、Windows部門の売上高が前年同期から23%増加したが、Windowsの繰延収入を除いた実質ベースの売上高は前年同期比で横ばいとなった(関連記事)。1~3月期は世界のパソコン出荷台数が同13.9%減と大きく落ち込んでいる(関連記事)。世界的なパソコン販売の低迷を背景に、Windows事業の成長も鈍化しており、同社はiPadなどのタブレット端末に対抗できる製品で、Windows事業のテコ入れを図ろうとしていると海外メディアは伝えている。