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写真●ジュニパーネットワークスのジェフリー・ブラウン代表取締役社長
写真●ジュニパーネットワークスのジェフリー・ブラウン代表取締役社長
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 ジュニパーネットワークスは2013年4月25日、コアスイッチ「EX9200」、仮想アプライアンス形式の無線LANコントローラー「JunosV Wireless LAN Controller」、ソフトウエアで有線/無線のLANを管理できる「Junos Space Network Director」の3製品を発表した。

 EX9200は、「世界で最もプログラマブルなコアスイッチで、我々はSDN対応製品と呼んでいる」(日本法人のジェフリー・ブラウン代表取締役社長、写真)。データセンターやエンタープライズキャンパス(企業のLAN)向けである。ここでいうプログラマブルには、3つの観点がある。1点目は、搭載するASICを動作させるプログラムを書き換えてVXLAN/NVGRE/GREなど様々なプロトコルを扱えるようにできること。2点目は、ハードウエア/ソフトウエア全部合わせたシステムとして、APIを通じてOpenFlow/Python/Puppet Labs/Juniper Contrailなどから制御可能にできること。そしてソフトウエアソリューションとして、ソフトウエア上でのプログラマビリティも出していくというのが3点目である。

 日本法人のアドバンスドテクノロジ本部 データセンタービジネス開発部の澤田 大輔ディレクターは、「例えば、仮想ネットワークを作る際のパケットのカプセル化については複数の方式があり、今後増える可能性があるが、そうなってもプログラマブルなので様々なフォーマットに対応しやすい」と説明する。性能については、例として100万のMACアドレスを扱うことができ、仮想化によって3万2000のVLAN IDを作成可能な点を挙げた。EX9200は既に出荷が始まっており、希望小売価格は428万4000円から(9月30日までのキャンペーン期間の価格)。

 JunosV Wireless LAN Controllerは、仮想アプライアンス形式の無線LANコントローラーである。6月に発売予定で、価格は未定。「将来的には、EX9200の中に搭載する方向で開発を進めている」(澤田ディレクター)。これはEX9200に挿したx86のカードで仮想アプライアンスを動作させる方法で、今後実現予定。もう一つ、無線LANコントローラーをEX9200の外で連携した形で動作させる方法を考えているという。

 Junos Space Network Directorは、ジュニパーのネットワーク管理プラットフォーム「Junos Space」上で動作するアプリケーションモジュール。データセンターやキャンパスで使うアプリケーション、ネットワーク、装置などをGUIでコントロールできる。「コントロールできる内容はライフサイクルに基づいており、導入前のプランニング、導入直前の設定、導入の支援、導入後のネットワークの可視化とモニタリング、問題発生時のトラブルシューティングの補助、月次/週次などの管理のためのレポーティングなどを併せ持つ」(澤田ディレクター)。Junos Space Network Directorも出荷が始まっている。価格の目安として、米国での希望小売価格は管理対象が50台までの場合で500ドルである。

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