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 米Appleがオンラインストアで著作権侵害の電子書籍を販売したとして中国の作家団体が訴えていた訴訟で、北京の裁判所はAppleに対し73万元(約1170万円)の損害賠償の支払いを命じる判決を下したと、複数の海外メディア(米Ars Technica米ZDNetなど)が現地時間2013年4月25日までにChina Daily.com.cn(中国日報網)の記事を引用する形で報じた。

 それによると、この訴訟は中国人作家の著作権保護団体(Writers' Rights Protection Union)が提起したもの。原告はAppleが中国の3人の作家の著作物について、許可を得ることなく自社のオンラインストアで販売したと主張している。

 北京市第2中級人民法院のFeng Gang裁判長は、「オンラインダウンロードサービスの大手として、Appleはどのような書籍が第三者によってアップロードされたかを確認する責任があり、それを怠った」との判断を示した。本件には中国でしばしばベストラー作家になるMai Jia氏が含まれており、Appleはアップロードされた書籍が著作権を侵害していることを確認できたはずと裁判長は付け加えた。

 この判決を受け、作家側の弁護士は、「損害賠償額はほとんどの著作権侵害の裁判の金額よりも高く、満足している」と述べたとChina Daily.com.cnは伝えている。なおこの著作権保護団体がAppleを訴えたのはこれで2度目。今回の判決に関するApple側からのコメントはないという。