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写真1●米EMC 会長兼CEO ジョー・トゥッチ氏
写真1●米EMC 会長兼CEO ジョー・トゥッチ氏
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写真2●第3のプラットフォーム
写真2●第3のプラットフォーム
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写真3●アプリプラットフォーム「Pivotal」
写真3●アプリプラットフォーム「Pivotal」
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写真4●トゥッチ氏とマリッツ氏
写真4●トゥッチ氏とマリッツ氏
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 5月6日よりラスベガスで開催中の「EMC World 2013」。2日目、午前中の基調講演に立ったのは、米EMC 会長兼CEO ジョー・トゥッチ氏、米Pivotal CEO ポール・マリッツ氏の二人だ。まず、トゥッチ氏がITのトレンドを踏まえた上で、「選択肢を提供できること」が同社の強みであることを強調(写真1)。続いて、新たに“EMCファミリー”に加わったPivotalを率いるマリッツ氏にバトンを渡した。

 トゥッチ氏はITの大きなトレンドとして「第3のプラットフォーム」の到来を示唆した。第3とは、「第1」のメインフレーム/ミニコン、「第2」のプラットフォームのLAN/インターネットとクライアント・サーバーから、進化したという位置づけだ。そこでは、モバイルやクラウド、ビッグデータの活用などが大きなテーマである(写真2)。「ミッションクリティカルなシステムは今、第2の段階にある。EMCは第2と第3のプラットフォームに注目していく」(トゥッチ氏)。

 第3のプラットフォームの価値としてトゥッチ氏は、コスト削減や俊敏性向上などを挙げた。中でも、ベンダーにロックインを避けられる選択肢があることを大きな価値であると指摘。「ヴイエムウェアが仮想化を進めたことで、サーバーベンダーを選択する自由が得られた」(トゥッチ氏)。OpenStackやマイクロソフトとの連携など、今後も顧客の選択肢を増やす路線を推進すると述べた。

 ビッグデータの活用にも触れた。「ビジネス判断の多くは財務データなど構造化データで行うことがほとんどだが、これからは非構造データも必要になる」(トゥッチ氏)。非構造データの重要性をあらためて説いた後、トゥッチ氏はビッグデータを活用する「次世代アプリケーション」のプラットフォームとして、Pivotalを紹介した(写真3)。

 「Pivotalはヴイエムウェアの製品・技術がベースだが、その上で開発したアプリケーションはAmazonやMS Azure、OpenStackなど、どんなクラウドでも動かせるようにする」(トゥッチ氏)。ここでも選択肢があることの重要性を強調し、マリッツ氏と入れ替わる形でトゥッチ氏は舞台を降りた(写真4)。