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 NTTドコモは2013年5月15日、MVNO(仮想移動体通信事業者)向けの設備貸し出し料金に当たるパケット接続料を公表した。2012年度の接続料は、レイヤー2(GTP)接続の場合が10Mビット/秒当たり月284万6478円、レイヤー3接続の場合が同369万1297円。3G(FOMA)/LTE(Xi)ともに接続料は同じである。2011年度比でレイヤー2接続は41.2%減、レイヤー3接続は31.3%減となった()。

表●NTTドコモのパケット接続料の推移(10Mビット/秒当たりの月額)
表●NTTドコモのパケット接続料の推移(10Mビット/秒当たりの月額)
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 接続料が安くなったのは、トラフィックが増えたため。接続料は設備にかかった費用をトラフィックで除算することで算出しており、スマートフォンなどの普及によるトラフィック急増で今後も低廉化が進むと予想される。

 同接続料を巡っては、これまでと異なる算定式を適用したとして、日本通信が5月14日に総務大臣裁定を求める申請を出している(関連記事:日本通信が総務大臣裁定を申請、ドコモの2012年度パケット接続料を巡って)。

 NTTドコモは5月15日、インターネット接続などに利用するパケット接続装置の伝送容量の総量(ISP側帯域)に基づいてパケット接続料を算定したことを認めたが、日本通信の大臣裁定申請については「まだ総務省から連絡を受けていないため、コメントは控えたい」(広報)とした。