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図1●オランダDistimoによるApp StoreとGoogle Playの総収入の比較
図1●オランダDistimoによるApp StoreとGoogle Playの総収入の比較
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 モバイル端末向けアプリケーション(アプリ)ストアの市場調査を手がけるオランダDistimoが現地時間2013年5月29日に公表した調査結果によると、米Googleの「Google Play」における売上高は堅調に伸びているものの、米Appleの「App Store」とは依然として大きな開きがある。

 Distimoは、米国、日本、英国、オーストラリア、韓国など市場規模の大きい18カ国における両アプリストアの売上高を調査した。それによると、2012年11月時点で19%だったGoogle Playの売上高シェアは、2013年4月に27%に拡大した(図1)。これによりApp Storeの売上高シェアは73%となった。Google Playのシェア拡大に大きく寄与した国は、日本と韓国だった。

 Distimoによると、モバイルアプリの市場規模が最も大きいのは米国。2013年4月に同国の上位200アプリの合計売上高を調べたところ、Google Playにおける1日平均売上高は110万ドルで、App Storeはその約4.6倍の510万ドルだった。米国では人気のあるアプリの開発者の多くがまだiOS向けアプリだけを提供していることがその理由の1つとDistimoは分析している。

 このほか米国の両ストアでアプリを配信している開発者はApp Storeの売上高の方が多くなる傾向にある。例えば米Electronic Arts(EA)の「The Simpsons: Tapped Out」のApp StoreとGoogle Playを通じた4月の合計売上高は480万ドルだったが、比率はApp Storeが79%、Google Playが21%となった。

 Google PlayよりもApp Storeの方が売上高が多くなるというこうした傾向は上位アプリだけでなく、アプリ全般に言えるとDistimoは指摘している。なお、App Store、Google Playともに共通しているのは、ダウンロードが無料でアプリ内課金によって収益を得るというスタイルが多いこと。両ストアにおいて最も収益を上げているのがこのビジネスモデルだという。

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