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 米Google傘下のMotorola Mobilityは、タトゥーや錠剤を用いた認証手段を研究している。複数の英メディア(TelegraphRegister)が現地時間2013年5月31日に報じた。

 MotorolaのDennis Woodside最高経営責任者(CEO)は米Wall Street Journalの技術系情報サイト「AllThingsD」が主催するカンファレンス「D11」で、スマートフォンに体を近づけるだけでユーザー認証が行える将来的な手段として電子タトゥーを紹介した。

 電子タトゥーは米MC10が開発したもので、センサーやアンテナなど柔軟に曲がるチップで構成され、ゴムスタンプで皮膚に貼り付ける。同カンファレンスでは米国防省の国防高等研究事業局(DARPA)からMotorolaに加わったRegina Dugan氏が実際にこの「バイオスタンプ」を腕に付けて登場し、スマートフォンでパスワードを入力する必要なく、シンプルに認証を実行できると説明した。

 そのほか、Motorolaは米Proteus Digital Healthの電子錠剤についても研究していることを明かした。同錠剤すでに米食品医薬品局と欧州当局から認可を得ている。胃酸を電力として利用し、18ビットの心電図(ECG)信号のような電気信号を発生する。

 いずれも近いうちに商用化できる段階ではないが、同社の実験では「スマートフォンの認証に成功した」という。