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写真1●各局横断型を想定する「ユーザーインタフェース」の画面
写真1●各局横断型を想定する「ユーザーインタフェース」の画面
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写真2●マル研ライブシステム
写真2●マル研ライブシステム
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 メインスクリーン(テレビ)とセカンドスクリーン(スマートフォンやタブレットデバイスなど)を連携させるマルチスクリーン型放送の実現を目指す「マルチスクリーン型放送研究会」(以下マル研)は、IMC Tokyo2013(6月12日~14日、幕張メッセ)において、実際のマルチスクリーン型放送サービスを想定して、スマートフォンに搭載するインタフェース画面のデモを行っている(写真1)。

 マル研は、放送局が主体的に提供するセカンドスクリーンサービスの実用化を目指している。同研究会は、「テレビ画面が番組やCMを全画面表示」「セカンドスクリーンにオンエアーと正確に同期させて表示」「1st連動コンテンツはインターネットではなく放送で届ける」「系列局を超えて共通のユーザーインタフェース(UI)を利用」というサービスを想定する。

 今回デモを展開しているインタフェース画面も、こうしたコンセプトに沿うものである。第1の特徴は、各局横断型であることだ。各放送局がそれぞれマルチスクリーンサービスのアプリを用意しても、視聴者がチャンネルを切り替えるたびに、それぞれを立ち上げるのは想定しにくいという考えからである。チャンネルが切り替わっても、自動的に新しいチャンネルの放送に合わせて連動コンテンツの表示を始める。

 第2の特徴は、放送に同期させるのかどうかを選択できるボタン(ON AIRボタン)を用意したことである。たとえば、CMに同期してプレゼントに応募する画面が送られてきたとする。放送と同期したままだと、次のCMに移行すると画面が次に遷移するため、応募ができなくなる。そこで、同ボタンをタッチして同期を外すことができるようにした。同期のオン/オフが可能である。

 第3の特長は、過去のCMリストを用意したことである。気になるCMがあると、番組の終了後にいつでも同期コンテンツにアクセスできる。

 第4の特徴は、テレビリモコンのボタンを用意したことである。ボタンを押すとリモコン画面に遷移して、選局できる。

 今回のデモでは、簡易なコンテンツ制作システムも用意した(写真2)。「ある単語をテキスト入力すると、セカンドスクリーンに表示されタッチすると検索画面に飛ぶ」「ある単語とURLを入力すると、セカンドスクリーンに単語が表示され、タッチすると該当のページに飛ぶ」といった具合である。