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写真1●PassLogicの画面
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写真2●PassLogicとXenDesktop/XenAppを連携させた画面
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 パスロジは2013年7月1日、マトリックス型のワンタイムパスワード認証ソフト「PassLogic」(写真1)に機能強化パッチを提供し、米Citrix Systemsの画面情報端末(シンクライアント)ソフト「XenDesktop/XenApp」の認証手段として使えるようにした。現行版のXenDesktop/XenAppと連携して利用できる認証システムは、今のところ珍しい、としている。

 PassLogicとは、縦横のマトリックス(座標)の位置情報を利用してワンタイムパスワードの文字を拾う“マトリックス型認証”を採用した認証ソフトである。ワンタイムパスワード発生トークンを使うことなく、乱数表の上で文字を拾うための座標の位置さえ覚えておけば使えるので、容易にワンタイムパスワードを導入できる。

 今回、シンクライアントの仕組みを使ったデスクトップ仮想化/アプリケーション仮想化基盤ソフトであるXenDesktop/XenAppのユーザー認証手段として使えるように、XenDesktop/XenAppと連携する仕組みをPassLogicに実装した(写真2)。なお、PassLogicの現行版(バージョン3.7.0)は6月12日に販売を開始したばかりなので、バージョンアップ扱いではなく、現行版へのパッチとして機能を追加した。

 背景には、XenDesktop/XenAppの現行版において、第三者の認証システムを利用するための連携機能が変更されたという事情がある。具体的には、これまでXenDesktop/XenAppが提供していた仕組み(Web Interface)の後継となる機能モジュール「Citrix StoreFront」を介して、第三者の認証システムを利用する形になった。既存の仕組み(Web Interface)を利用可能な認証システムは多いが、新たな仕組み(Citrix StoreFront)を利用できる認証システムはまだ少ないという。

 PassLogicの価格(税別)は、1次販売代理店の1社であるネットワールドの場合で、20ユーザー時に20万4000円、必須となるサポート料が年額4万800円。なお、ネットワールドはPassLogicの販売代理店であるのと同時に米Citrix Systems製品(XenDesktop/XenApp)の国内1次販売代理店を兼ねている。

 ネットワールドでは、今回PassLogicに機能強化パッチが用意されたことを受けて、XenDesktop/XenAppとPassLogicを組み合わせたシステム提供に注力するとしている。製品を1社からワンストップで提供できるだけでなく、「組み合わせて導入した場合、価格を安くする予定」(ネットワールド)としている。