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 米Bloombergは現地時間2013年7月3日、米Appleがフランスの高級ファッションブランド、Yves St Laurent Group(イヴ・サンローラン・グループ)の最高経営責任者(CEO)Paul Deneve氏を雇い入れると報じた。

 これに先立ちフランスKeringは子会社であるYves St Laurentの新CEO人事を発表していた。これを受け米AppleInsiderが情報提供者の話としてDeneve氏のAppleへの移籍を伝えていた。Bloombergが確認を取ったところ、Appleはその事実を正式に認め、「(Deneve氏は)Tim Cook CEO直属の特別プロジェクト担当バイスプレジデントになる」と述べたとBloombergは伝えている。

 ただし、それ以上の詳しいことは明らかにしておらず、Deneve氏が具体的にどのような役職に就くのかは分からないとBloombergは伝えている。

 SNSの米LinkedInにDeneve氏が公開している情報によると、同氏はフランスのファッションブランド、Courreges、Nina Ricci、LANVINでそれぞれ幹部を務めてきた。また1997年までの7年間はAppleの欧州部門で販売やマーケティングのマネージャを務めている。

 Appleについては、腕時計型インターネット端末の登場が噂されている(関連記事1)。また直営店「Apple Store」の事業を統括していたJohn Browett氏が2012年10月に同社を去っており、現在その役職は空席(関連記事2)。だがBloombergは別の記事で、Deneve氏起用の目的は腕時計型端末を開発することでも、小売部門を担当させることでもないだろうと伝えている。

 BloombergによるとDeneve氏はYves St Laurentの事業を年30%の成長率で拡大してきた人物。数々の小規模事業を1つにまとめ上げ、世界規模の事業にしてきた経営手腕が評価されたのではないかと伝えている。