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 ソフトバンクが買収を予定している米Sprint Nextelは現地時間2013年7月9日、米Clearwireの完全子会社化の手続きが完了したと発表した。前日の株主投票において賛成多数で承認を得たことを受け、SprintはClearwireの所有権を100%取得した。

 Clearwireが7月8日の臨時株主総会で実施した株主投票では、Sprintによる買収を支持する票が発行済み普通株式の約95%(Sprintおよびソフトバンクと無関係の株式に限定した場合は約82%)を占めたという(Clearwireのプレスリリース)。

 Sprintは2012年12月、同社が保有する50.2%のClearwire株式の残りを1株当たり2.97ドルで買い取ることをClearwireに提案した。しかし2013年1月にDISHが1株3.30ドルの買収額で対抗案を提示。Sprintが5月に1株3.40ドルに引き上げ、その後DISHが1株4.40ドルを提示した。これを受けSprintが6月20日に買収額を1株5.00ドルに引き上げると、DISHはClearwireに対する株式公開買い付け(TOB)を取り下げることを決定した(関連記事:DISHがClearwire買収も断念、Sprintによる買収成立が濃厚に)。

 一方、ソフトバンクによるSprint買収案は、7月5日に米連邦通信委員会(FCC)から承認を獲得したことで買収成立に必要な米当局の承認がすべてそろった。Sprintの株主も6月25日の株主投票で同買収案を承認しており、7月10日(日本時間7月11日)に手続きが完了すると見られている(関連記事:ソフトバンク、米国時間の7月10日にスプリント買収を完了)。

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