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写真●6月28日に開催された「SAP Startup Forum Tokyo 2013」には数十社のスタートアップ企業が参加
写真●6月28日に開催された「SAP Startup Forum Tokyo 2013」には数十社のスタートアップ企業が参加
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 「SAPがなぜスタートアップ企業を支援するのか。それは、これから10年を考えたとき、ユーザー企業とだけでなく、起業家の皆さんと一緒に行動しないと、自分たちがやりたいことが実現できないから」。こう語るのは、SAPジャパン バイスプレジデント クラウドファースト事業本部長の馬場渉氏だ。

 同社は、2013年6月28日には国内のスタートアップ企業および学生など“起業家予備軍”を招いた「SAP Startup Forum Tokyo 2013」を開催(写真)、続いて7月12日にはそのフォローアップ活動として、スタートアップ企業向けの技術解説セミナーを開催するなど、スタートアップ企業の活動支援に力を入れている。冒頭の馬場氏のコメントは、6月28日のイベントで、参加したスタートアップ企業向けに発せられたものである。

 SAPによれば、スタートアップ企業にはアイデアを生み出すスピードを期待し、SAPはそれを実現するために、同社のインメモリー・ソフトウエア技術「SAP HANA」およびその活用ノウハウを提供するという役割分担を考えているという。「ユーザーが何を欲しているかを考えているのは、常にユーザーに相対している起業家の皆さん。その起業家の皆さんと一体となって、多くの革新的なサービスを実現したい」(同社リアルタイムコンピューティング事業本部 シニアビジネスデベロップメントマネージャーの吉越輝信氏)とする。

 SAPが起業家向けに用意している具体的な活動が、「Startup Focus Program」と呼ばれる支援プログラムである。日本だけでなく、グローバル規模で提供している。このプログラムには500近くのベンチャーが参加し、多くがSAP HANAをベースとしたサービスを開発中。国内では、クラスメソッドやサイトフォーディー(SITE4D)などが参加している。

 同プログラムでは、SAP HANAの上で動くアイデアを持ち込んだ企業に対して、SAPがその実装支援を行う。希望する企業に対しては、同社の投資部門が出資をすることもある。2013年には、4億ドル規模の資金を用意しているという。

 6月28日に行われたイベントでは、SAPジャパンやパートナー企業のアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)からの講演に続いてスタートアップ企業10数社が登壇し、それぞれの事業を紹介、その後の懇親会を含めて交流を楽しんだ。