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 米AT&Tは現地時間2013年7月12日、プリペイド携帯電話事業の米Leap Wireless Internationalを買収することで両社が合意したと発表した。米当局などの承認を待ち、6~9カ月以内に手続きを完了する見込み。AT&TはLeapの未使用帯域を自社LTEネットワークの拡充にあてる。

 AT&TはLeapの株式1株につき現金15ドルを支払い、Leapの全株式と無線事業のライセンス、ネットワーク、販売店、約500万人の加入者などすべての資産を取得する。

 Leapは「Cricket」というブランド名のもと、米国35州で約9600万人をカバーするCDMAネットワークと、そのうち2100万人をカバーするLTEネットワークを展開している。従業員は3400人。

 AT&Tが取得する資産には、1億3700万人をカバーするPCS(Personal Communications Service)帯およびAWS(Advanced Wireless Services)帯が含まれる。4100万人をカバーする未使用帯域はAT&TのLTEネットワークの導入拡大と性能向上に利用する。

 AT&TはLeap買収後もCricketブランドを維持し、CricketユーザーにAT&TのLTEネットワークへのアクセスを提供する。一方でCricketの販売チャネルを活用し、Cricketのプレゼンス拡大も図る。

 なお米メディアの報道(New York Times)によると、買収総額は約12億ドルにのぼり、Leapの負債28億ドルと合わせると買収にかかる総コストは約40億ドルとなる。1株15ドルという金額は、7月12日の終値より88%高い。買収計画の発表を受け、Leapの株価は同日の時間外取引で2倍以上に上昇した。

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