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東芝デジタルプロダクツ&サービス第一事業部国内マーケティング部の守屋文彦部長
東芝デジタルプロダクツ&サービス第一事業部国内マーケティング部の守屋文彦部長
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東芝情報機器取締役の柏田真吾カスタマサポート第一事業部長
東芝情報機器取締役の柏田真吾カスタマサポート第一事業部長
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 東芝は2013年7月22日、Windows XPからの移行を支援する企業向けサービスについての説明会を開催した。デジタルプロダクツ&サービス第一事業部国内マーケティング部の守屋文彦部長は、「Windows XPから新OSへの移行は、予想以上に時間や手間がかかる。(サポートが終了する)2014年4月までにスムーズに移行を進めたいなら、今すぐ作業に着手すべきだ」とした。

 東芝は、グループ会社の東芝情報機器を通じて、Windows XPからの移行支援サービスを提供する。新しいパソコンへ移行するための「リプレース支援サービス」と、既存のWindows XPパソコンのOSをバージョンアップする「アップグレードサービス」の2つである。前者は2013年3月、後者は2013年5月から提供を始めている。パソコンが東芝製でなくても利用可能だ。

 リプレース支援サービスは、Windows XPが動作するパソコンから、Windows 7またはWindows 8が動くパソコンにデータを移行するサービス。Windows XPパソコンと新しいパソコンをLANケーブルで接続し、移行用ソフトを使ってデータを自動コピーする。ストレージなどを経由してデータを移すよりも短時間で移行できるという。

 移行用ソフトは、マイクロソフトが提供する「Windows 転送ツール」に、東芝情報機器が開発した独自のツールを組み合わせたもの。東芝情報機器取締役の柏田真吾カスタマサポート第一事業部長は「独自のツールにより自動化できた。マイクロソフトのツールだけを使うよりも、1台当たりの作業時間を84分短くできる」と説明する。

 データ移行に60分かかるとすると、事前準備に12分、確認作業などの後処理に2分の、合計約74分で作業を完了する。移行するデータは、Outlookのデータ、「マイ ドキュメント」のファイル、デスクトップ環境、ブックマーク、Internet Explorerの環境情報である。

 料金は、東芝情報機器がオンサイトで移行作業をする場合、99台までなら1台当たり1万5750円。100台以上なら1台1万500円。パソコンを預かって移行する場合は、99台までが1台1万2600円、100台以上が8400円。ツールだけを提供し移行作業は利用企業が実施する場合は、99台までが1台6300円、100台以上は4725円になる。

 アップグレードサービスは、パソコンはそのままでOSだけをWindows 7に移行するサービス。Windows XPパソコンに、Windows XPとは別にWindows 7をインストール。Windows 7を起動後、Windows XPで使っていたデータをWindows 7側にコピーする。

 Windows 7をインストールする前に、インストールするWindows 7のイメージファイルを作成しておく必要がある。イメージファイルをUSBメモリーに保存しておき、パソコンをUSBメモリーから起動すると移行ツールが動作して、Windows 7をHDDにインストールする仕組みだ。

 「普通にOSをバージョンアップしようとすると1台当たり5時間程度は必要になる。このサービスでは1時間で終わる。しかもWindows XPは上書きしないので、いざというときはWindows XPを起動できる」(柏田事業部長)。移行できるデータは、リプレース支援サービスと同じである。

 料金は、東芝情報機器がオンサイトで移行作業をする場合は、99台までなら1台当たり1万7850円から。100台以上は個別見積もりになる。ツールだけを提供し移行作業は利用企業が実施する場合は、99台までが1台当たり9450円からで、100台以上は7350円から。OSのイメージデータが数種類ある場合や、Windows XPパソコンに東芝製のハードディスク暗号化ツール「SmartDE」を使用している場合は、料金が異なる。