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写真1●ソフトバンクの宮内謙副社長
写真1●ソフトバンクの宮内謙副社長
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写真2●Google Appsと連携して交通費精算も効率化へ
写真2●Google Appsと連携して交通費精算も効率化へ
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 ソフトバンクグループは2013年7月23~24日に自社イベント「SoftBank World 2013」を開き、2日目(24日)の基調講演では、ソフトバンクの宮内謙副社長(写真1)が自社事例などを交えながら、クラウドへの移行の重要性を訴えかけた。

 宮内副社長が提案するのは、iPhone、iPad、Google Appsを活用したワークスタイルの変革。「Google Appsを世界で一番売ったので米グーグルに表彰された」(宮内副社長)ほど拡販に力を入れている。「事前に自社で徹底的に使いこなし、経営スピードや生産性の向上につながったものだけを提案する方針」(同)のため、ソフトバンクグループでもGoogle Appsを様々な用途に活用しているという。

 メールやカレンダー、ファイル共有は当然として、例えば朝礼動画の配信にも活用している。従来は会場の都合で部長以上に限定していたが、Googleのサイトで朝礼動画を全社展開したところ、閲覧人数が7倍に増えたという。販売代理店とのやり取りにも適用したことにより、営業ツールなどの資料展開や代理店側の意見収集などにかかる時間を、従来の3日間から35分に短縮できたとする。

 社内の承認もグルージェントのワークフロー製品「Gluegent Flow」を用いることでGoogle Apps内で完結するようにした。従来はメールで通知を受けて別の承認システムにログインする手間があったが、同製品を用いればメール受信画面でタスクの状況を確認でき、必要であれば即座に承認できる。

 今後は面倒な交通費精算もGoogle Appsと連携して効率化を図る。スケジュールに登録した訪問先の情報に基づいてユーザーに最適な移動経路を案内。現地に到着してiPhoneの専用アプリでボタンを1回押せば交通費の申請が完了する(写真2)。このほか、コラボレーション機能を活用すれば、海外拠点との打ち合わせや商談にも応用できるとした。

 続いて宮内副社長は、23日発表したグローバルクラウド基盤「グローバルクラウドファブリック」(関連記事)をアピール。「企業のICT(利活用)は旧態依然。情報システムは構築期間が長く、サーバーが乱立して無駄な運用費用がかかっている」と指摘した上で、クラウドへの移行を促進していくとした。