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 ジュピターテレコム(J:COM)とジュピターエンタテインメント(JE)は2013年7月29日、ケーブルテレビ事業者向けに提供するIPプラットフォームをベースとしたビデオオンデマンド(VOD)サービス「milplus(みるプラス)」について、全国11のケーブルテレビ事業者が採用を決めたと発表した。各ケーブルテレビ事業者は、2014年春までに順次、VODサービスを開始する予定。

 milplusはJ:COMとJEの両社が開発したIP-VODである。視聴者はテレビ、パソコン、タブレット端末、スマートフォンなどの各種端末で映画、アニメなどのコンテンツを視聴できる。またポーツLIVEの視聴も可能なことが特徴だ。ケーブルテレビ事業者は多額の開発費用をかけることなく、加入者にVODサービスを提供できるようになるという。

 総務省の「放送サービスの高度化に関する検討会」は、2013年6月11日公表した取りまとめで、ケーブルテレビ事業のさらなる発展のために共通プラットフォームの構築が急務であり、プラットフォーム機能として、まずIP-VODサービスの早期実現を図ることが重要と指摘した。J:COMは、「milplusをケーブル業界全体の競争力強化に資するサービスと位置づけ、プラットフォーム事業者としての取り組みを予定している日本デジタル配信(JDS)とも協力しながら、ケーブル・プラットフォームの早期実現に貢献し、業界の発展を図る」という。

 今回の採用事業者は、ZTV、入間ケーブルテレビ、東松山ケーブルテレビ、ゆずの里ケーブルテレビ、福井ケーブルテレビ、中讃ケーブルビジョン、ケーブルテレビ、ハートネットワークなどである。

KDDI「Smart TV Box」への導入は今秋

 同日、KDDIは同社がケーブルテレビ事業者向けに提供している次世代セットトップボックス「Smart TV Box」に、milplusを2013年秋に導入すると発表した。

 現状では、milplusを採用したケーブルテレビに加入する利用者が同サービスのコンテンツをTVで視聴するには専用のIP-STBが必要となる。今回の導入により、「Smart TV Box」を採用するケーブルテレビの加入者は専用STBがなくてもmilplusを利用できるようになる。

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