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図●国内ドキュメントアウトソーシングサービス市場 サービス分野別 売上額予測 出典:IDC Japan(2013年8月6日)
図●国内ドキュメントアウトソーシングサービス市場 サービス分野別 売上額予測 出典:IDC Japan(2013年8月6日)
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 IDC Japanは2013年8月6日、国内ドキュメントアウトソーシングサービス市場の2012年の売上額が2320億7300万円だったと発表した。同市場の2012年~17年の年間平均成長率(CAGR: Compound Annual Growth Rate)は6.2%で、2017年の市場規模は3141億1200万円になるという。

 ドキュメントアウトソーシングサービスとは、企業におけるドキュメントの印刷/スキャン/処理などの業務に関するアウトソーシングサービスのこと。欧米を中心に市場が大きく拡大しているという。

 IDCでは、ドキュメントアウトソーシングサービスを、集中コピーセンターを管理する「インハウスプロダクションプリントサービス」、イメージのスキャンとスキャンしたドキュメントの保管をアウトソーシングする「イメージング/ドキュメントアーカイブサービス」、外注印刷を最適化する「プリントソーシング/プロキュアメントサービス」、ドキュメントに関するビジネスプロセス全体をアウトソーシングする「BPO(Business Process Outsourcing)ドキュメントサービス」に分類している。

 2012年の国内ドキュメントアウトソーシングサービス市場の中で最大の売上となったのは、BPOドキュメントサービスだった。中でも、請求明細やダイレクトメールなどの印刷/発送を一括してアウトソーシングする出力業務関連のBPOドキュメントサービスは1702億2500万円となった。また、印刷だけではなく、返送された書類の入力やエンドユーザーからの問い合わせ対応など、関連業務全般に関するBPOドキュメントサービスは371億4100万円だった。

 その他の分野の売上は、インハウスプロダクションプリントサービスが119億5700万円、イメージング/ドキュメントアーカイブサービスが89億円、プリントソーシング/プロキュアメントサービスが38億5000万円だった。

 国内ドキュメントアウトソーシングサービス市場は2013年以降も堅実な成長が見込まれるという。ただし、成長率は分野によって異なり、2012年~17年のBPOドキュメントサービス(関連業務全般)のCAGRは9.4%、BPOドキュメントサービス(出力業務)のCAGRは6.1%と高い伸びが予測される一方で、プリントソーシング/プロキュアメントサービスは3.3%、インハウスプロダクションプリントサービスのCAGRは1.8%、イメージング/ドキュメントアーカイブサービスのCAGRは1.8%になるとIDCは予測している。