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 米連邦巡回控訴裁判所は現地時間2013年8月7日、スマートフォン関連の特許を巡り米Google傘下の米Motorola Mobilityが米Appleの特許を侵害していないとする米国際貿易委員会(ITC)の判断を見直すべきとの見解を明らかにした。

 Appleは2010年10月、Motorolaから特許侵害で提訴されたのを受け、Motorola製スマートフォンがAppleの複数の特許を侵害しているとして逆提訴した。ITCはAppleの要請に応じて2010年11月に本格的調査を開始し、2012年1月には行政法判事(ALJ)がMotorolaによる特許侵害は認められないとの仮判断を示した(関連記事:MotorolaによるApple特許の侵害なし、ITCが仮決定)。米メディア(PCWorld)によるとITCは2012年3月にALJの仮判断を支持する最終判決を下している。

 Appleはこの判決を不服として上訴していたが、控訴裁は今回、ITCの判断の一部を承認、一部を破棄、一部を取消とし、審理の差し戻しを命じた。控訴裁が見直しを指示したのは、ITCが無効と判断した複数点感知のタッチスクリーンに関する特許(米国特許番号は「7,663,607」)と、Motorolaに侵害されていないとしたマルチタッチ画面の入力処理に関する特許(米国特許番号は「7,812,828」)。控訴裁はこの2件について、ALJおよびITCの判断に誤りがあったとの結論に達したという。

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