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 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)とNTTファシリティーズは2013年8月8日、高電圧直流(High Voltage Direct Current:HVDC)給電システムと、HVDC給電対応のx86サーバー「HP ProLiantサーバー」の共同提案を開始すると発表した。

 HVDCとは、給電課程におけるAC-DC、DC-DCの変換回数を減らすことで、データセンター全体の電源変換効率を向上させる給電システムのこと。整流器からICT機器への給電はDC 380Vで供給される。

 両社は2004年、大規模ICT機器の導入と、電源や空調システムなどのファシリティ構築を合わせたシステム環境構築トータルソリューション事業で提携。今回その提携を拡大し、NTTファシリティーズが提供するHVDC給電システムと、日本HPが提供するHVDC対応サーバーを共同提案し販売する。今回の提携で提供されるHVDC給電システムと対応サーバーにより、従来の一般的なAC給電システムと比べ、データセンター全体で約20%の電力が削減でき、給電設備の電源スペースを最大40%削減できるという。

 今回の提携に伴い日本HPは、同日よりDC 380V供給に対応したパワーサプライ「HP 1200W CS 380VDCパワーサプライ」の販売を開始する。価格は6万7200円。現時点で同パワーサプライに対応する機器は、「HP ProLiant DL380p Gen8 サーバー」「HP ProLiant SL6500スケーラブルシステム」「HP ProLiant SL230s Gen8 サーバー」「HP ProLiant SL250s Gen8 サーバー」「HP ProLiant SL270s Gen8 サーバー」の4機種となる。HPでは今後さらに対応ラインアップを拡大し、データセンター向けx86サーバーラインアップの約60%をHVDC対応モデルにする予定。

 日本HPとNTTファシリティーズは、主に新規建設のデータセンターや、給電設備のリフレッシュを検討するデータセンター事業者に対してHVDC給電システムとHP ProLiantサーバーを共同提案し、データセンターとICT機器の省エネルギー化とインフラ設備の合理化を推進するとしている。