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写真●cloudpackの請求書(サンプル)のイメージ
写真●cloudpackの請求書(サンプル)のイメージ
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 米Amazon Web Services(AWS)のクラウド環境をフルマネージド型で提供するcloudpack(運営会社はアイレット)は2013年8月9日、既存メニューよりもサービス品質を抑える代わりに価格を下げた軽量版のホスティングメニュー「専用サーバー ライトプラン」の提供を開始した。価格(税別)は、CPU能力が最も低いケースでCentOSサーバー1台当たり月額3万円(既存メニューでは5万円)。

 cloudpackの特徴の一つは、サービスの土台としてAWSを活用しながら、ユーザーはAWSとの契約や料金の支払いに関与しなくてもよいこと。一般的な企業向けサービスのように、cloudpackとの間で請求書ベースで取引することができる(写真)。運用保守もセットなので、ユーザーはAWSの管理画面にも一切触ることがない。運用保守では、24時間の監視、障害対応、1日1回のバックアップ、などを提供する。

 もう一つの特徴は、運用サポートだけでなく、初期構築(OSやミドルウエアのインストールと設定)までを月額固定料金の範囲内で提供すること。代表的なオープンソースであれば、Webサーバー、Webアプリケーションサーバー、各種フレームワーク、データベースサーバーなど、各種のミドルウエアを無償で導入/設定できる(上位層のアプリケーションの設定は別途有償)。

 さらに、仮想サーバー(EC2)だけでなく、仮想サーバー1台当たり容量100Gバイトのブロックストレージ(EBS)や1カ月当たり100Gバイトのデータ転送量ライセンス、負荷分散装置(ELB)なども月額固定料金の範囲で提供する。

障害対応を平日昼間に限った廉価プランを追加

 今回、既存の主力メニュー「専用サーバー」に対して、廉価版となる「専用サーバー ライトプラン」を用意した。二つのプランの違いは、(1)障害対応時間、(2)バーストトラフィックへの保障、(3)稼働OS、の三つである。

 (1)の障害対応時間は、既存プランが24時間対応であるのに対して、ライトプランでは平日の日中(10時から19時)に限っている(監視サービスは24時間提供する)。サーバーをHA(高可用性)構成で運用しているケースやシステムが停止しても業務への影響が少ないケースなどに向く。

 (2)のバーストトラフィックへの保障は、既存プランでは利用できるが、ライトプランでは利用できない。この機能は、突発的にトラフィックが急増した場合に、仮想サーバーの台数を一時的に最大7台まで増やして処理負荷を分散する機能である。

 (3)の稼働OSは、既存プランではCentOS、Red Hat Enterprise Linux、Windowsの三つのいずれかを利用できるのに対して、ライトプランではCentOSに限って利用できる。