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 IIJグローバルソリューションズは2013年8月19日、米IBMのオフコン用OS「IBM i」(かつてのOS/400)を搭載した仮想サーバーをIaaS型で提供するクラウドサービス「IIJ GIO Power-iサービス」を発表した。9月24日に提供開始する。物理プラットフォームとして「IBM PureFlex System」(POWERプロセッサ採用)を利用し、IBM iをインストール済みの状態で提供する。

 サーバーの搭載OSは、オフコン用OSであるIBM i 6.1/7.1。OSの関連ライセンスとして、印刷機能(PSF for IBM iなど)、データ照会(Query for iなど)、システムアクセス(IBM i Access)などが標準で付属する。Pingによる死活監視サービスやヘルプデスクサービスも標準で提供する(Pingは、業務用とは別に用意した運用監視用のNICに対して実施する)。

 利用にあたって、必要なサーバースペックとネットワーク機能を選択して契約する。

 サーバースペックは、最小構成の「P20i」(CPU能力は480CPW、メモリー2Gバイト)から最大構成の「P320i」(CPU能力は7680CPW、メモリー32Gバイト)までの5段階から選ぶ(CPU能力のCPWとは、IBM i独自の単位)。いずれもストレージはFibreChannel SAN接続で容量は140Gバイト(RAID 6構成で実効容量は124.4Gバイト)。このほか、有償オプションとして、追加メモリー(2Gバイト単位)や追加ディスク(140Gバイト単位、最大10個まで)を利用できる。

 仮想サーバーの価格(税別、以下同)は、最小構成のP20iの場合、初期費用が15万円、月額費用が7万5000円。最大構成のP320iの場合、初期費用が180万円、月額費用が90万円。追加メモリー(2Gバイト)は、初期費用が8000円、月額費用が1万5000円。追加ディスク(140Gバイト)は、初期費用が1万5000円、月額費用が2万5000円。開発ライセンスである5770-WDS(IBM Rational Development Studio for i)の追加ライセンスは、初期費用が3000円、月額費用が8000円。

 ネットワーク接続メニューは、インターネット回線を利用する「共有インターネットVPN」と、ユーザーごとの専用回線を利用する「構内接続ゲートウエイ」の2種類を用意した。IPアドレスは、共有インターネットVPNではサービス側で付与するが、構内接続ゲートウエイでは任意のIPアドレスを持ち込んで設定できる。帯域は、共有インターネットVPNが1Mビット/秒~16Mビット/秒(サーバーのグレードごとに設定)で、構内接続ゲートウエイが100Mビット/秒。

 ネットワーク接続機能の価格は、共有インターネット接続の場合、初期費用が7万円、月額費用が2万5000円。構内接続ゲートウエイの場合、初期費用が7万円、月額費用が3万円。

■変更履歴
第5段落で開発ライセンスの名称を「WebSphere Development Studio」(WDS)としていましたが、正確にはWDSの一部である「5770-WDS(IBM Rational Development Studio for i)」です。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2013/08/19 16:30]