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 米Barnes & Nobleは現地時間2013年8月20日、同社のLeonard Riggio会長が書店事業を買収する計画を撤回したことを明らかにした。

 Riggio会長は今年2月に米証券取引委員会(SEC)に提出した書類において、書店事業買収を提案する意向を明らかにしていた。しかし今回、SECへの提出書類で「既存事業に注力することが当社にとって最良の利益になると確信している。NOOK端末を所有する1000万人以上のユーザーに対応し、書店事業の構築に集中し、NOOK製品の販売を加速することを優先するべき」との見解を示した。ただし将来的に書店事業を買収する権利は維持するとしている。

 Barnes & Nobleが同日発表した2014会計年度第1四半期(2013年5~7月)の決算は、売上高が13億3000万ドルで前年同期と比べ8.5%減少した。純損失は8700万ドル(1株当たり損失は1.56ドル)となり、前年同期の3980万ドル(同0.76ドル)から赤字が倍以上に拡大した。

 書店とeコマースサイトを運営するRetail事業の売上高は前年同期から9.9%減少、大学向けのCollege事業は同2.4%増だった。NOOK端末を含む電子書籍事業は同20.2%減少した。

 また同社は、今年のホリデーシーズンに向けて、少なくとも1種類の新たなNOOK端末を投入する計画を明らかにした。その他の新モデルも開発を進めているという。

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