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写真●FOT(Feature Oriented Testing)の画面(出典:テクマトリックス)
写真●FOT(Feature Oriented Testing)の画面(出典:テクマトリックス)
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 テクマトリックスは2013年8月21日、ソフトウエアのテストケースの作成を支援するツール「FOT(Feature Oriented Testing)」(評価版、写真)の配布を開始した(配布ページ)。

 テストケースのロジックと制約条件を専用画面で設定するだけで、漏れや重複のない最適化されたテストケースの組み合わせをExcel形式で出力する。これを、必要に応じて変換/加工しすれば、テストツールに取り込んで利用できる。テスト時のドキュメント資料としても利用できる。

 インプットするデータとしては、まず、テストケースのロジックをツリー構造で表現しておく(頭の中で設計しておくか、外部ツールを使って記述しておく)。これをツールに登録し、テストのパラメーターを算出するのに必要な制約条件(テストの依存関係や実施条件)を設定する。

 FOTは、産業技術総合研究所(産総研)が開発したツールであり、産総研によるテスト設計技法が実装されている。FOTの背景には、組み込みシステムなどにおいてソフトウエアの高機能化や肥大化が進み、テストケースとして考慮するべき入力パラメータが増え、パラメータ間の制約条件も複雑になっているという状況がある。

 テクマトリックスは今回、産総研と共同でFOTの実運用に関する研究を開始するのに合わせて、自社のWebサイトでFOTの配布を開始した形である。FOTをユーザーに知ってもらうことを狙う。今後は「1年後を目標に、仕様書からユーザーが起こした形式検証モデル(SPIN)を利用してテストシナリオを自動生成できるようにする」(テクマトリックス)としている。

 稼働OSはWindows XP以降。動作環境として.NET Framework 2.0または3.5、Excel 2010、Adobe Reader 9.0以上、JRE(Java Runtime Environment) 1.6以上、GHC(Glasgow Haskell Compiler) 7.0以上が必要。